RX-78-2 GUNDAM/RGM-79 GM "Ver.Ka" |
たった1機の“白い”MSが、
ミリタリー・バランスを豹変させた!
(『大いなるジオンの誤算』リドル・ジョミニ著/フィールドブックス刊 序文より抜粋)
表題の文章は「1/144 HG RX-78 ガンダム」のインストからの引用です。
発売日 | 2005/08/末 |
定価 | 4179円(税込) |
原型製作 | 石澤タカユキ |
BOX IMAGE |
![]() |
|
|
独断的機体紹介 |
RX-78-2 GUNDAM "Ver.Ka" |
モデルグラフィックス誌の超人気連載「ガンダムセンチネル」はその連載を終了するにあたり、ひとつのエポックを生み出した。神格化され、(当時ですら)拡散しきっていたRX-78ガンダムのイメージを一新するべく、当時最新の"ガンダム"であったアレックスの意匠をフィードバックし、1990年の最新モードとしてカトキハジメとあさのまさひこの手によってリ・デザインされたガンダム。それは本来のデザインを否定するのではなく、「解像度を上げて見たら」?、という前向きな遊び方の提案だった。 そして15年の歳月が流れ、[Ver.ka]という名前は大きなブランドになり、「あのガンダム」はデザイナー本人監修のアクションフィギュアとしてリリースされた。 「あの頃」を知る人間としては感無量である。いささか感傷的に過ぎるかもしれないが。 |
RGM-79 GM "Ver.Ka" |
ガンダムセンチネル最終回であった「センチネル0079」の主役。寒冷地用GMや、それまでのGMとはあまりにもかけ離れてしまったGMコマンドを肯定的に受け入れ、「ガンダムの量産機」という記号を再度盛り込んだもの。 その後若干のデザイン変更をしてガンダム0083に登場した。 なお、インシグニアの「MR」は「センチネル0079」登場時の母艦であるサラミス級「マリアナ」のことである。 |
いつもとはちょっと雰囲気が違いますが、このアイテムに込められた「時間」や「想い」を言葉にするとこんなもんじゃ済まないんです。ご勘弁を。 可動範囲について。アレックス・G04〜G06ほどは広くないです。しかしアクションフィギュアとしては必要十分だと思われます。 今回は肩などABS使用部分が多いせいか、やや関節がゆるいようです。瞬間接着剤や木工用ボンドで強化してやると良いかもしれません。 また、#0014と同様マーキング用のドライデカールが付いています。GMマニアは機体番号違いをどんどん作ろう! 以前イベントレポで「G04・05と同じ素体を使うようです」と書いてしまったんですが、あちこち改良されていて全く別の素体になっていました。訂正させていただきます。素体の比較など詳細は毎度おなじみoutsider reflexさんにてまとめられています。必見。 |
Tips: |
ヘルメットと顔面の組み付けは比較的マシな部類では。ただし今回はスミ入れが汚いものが多いようです。ガンダムの目の塗装が左右大きさが違っている場合も見受けられるので要注意。 ガンダムの両膝のマーキングがパッケージ写真とは逆になっているようです。気になる人は左右入れ替えましょう。 |
可動範囲が広いから様々なポーズが取れます。