#0024 MSZ-006 Z GUNDAM |
発売日 | 2005/01/末 |
定価 | 4725円(税込) |
原型製作 | 高梨令 |
BOX IMAGE |
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独断的機体紹介 |
プロジェクト・ゼータの元に、カミーユ・ビダンが基礎設計を行い、アナハイム社が製造したノンオプションで単独大気圏突入の出来るスーパー可変MS(もっともUC以外のガンダムはホイホイと宇宙←→地上を行ったり来たりしてるが)。 このMSZ-006といいRX-93といい、パイロット自ら設計を行った挙句その時代の最高性能マシンが誕生するっていうパターンは微妙にスーパロボットアニメの残滓っぽいかも。 |
今年(2005年)初夏には新約版映画の公開を控え、屈指の人気者ZガンダムがとうとうFIXにお目見え。 変形機構は#0017 Zplusのものを発展させたイメージです。あ、しょっぱい表情になったアナタ、予感的中です。かつて“GFF屈指のイライラアイテム”として名を馳せた、Zplusより複雑な変形をするんですよ。 先に書いてしまいますが、安心して何度も変形させたい人は可変戦士 Zガンダム(AA)を、TV版プロポーションがイイ人はHGUC Zガンダム(AA)を買いましょう。 GFFは変形を楽しむ玩具ではない、と言い切ってしまってもいいんではないかと思うくらいに変形にストレスがかかる場合があります。というか、ウチのはそうでした。 変形させるために、全身のパーツがかなりギリギリ・遊びのない構造になっているため、組立工程で生じた小さな歪み・素材の収縮による曲がりなどが最終的に大きな誤差となって変形を困難にさせていると思われます。 また、一見TV版準拠のように見えますが、プロポーションに細かな調整が行われており、カトキ版Zガンダムとなっています。故にTV版が欲しい人はプラモを…という話になるわけで。 さて、一通り苦言を呈したところで。 正直、非常な苦痛を強いられる変形も、完成したウェーブライダー形態を見ると報われる思いが。だって一部差替えとはいえほぼ余剰パーツ無しでこんなに上下に薄いウェーブライダーが成立するなんて思ってもみなかったわけですよ(2ちゃんねるの書き込み見るまで気付かなかったけど)。 また、MS形態のバランスは紛れもないカトキ版Zガンダム。まさしく「Zplusの原型機になった試作機」状態です(´∀` )すげえカッコイイ<コドモ並みの語彙。 ということで、あっちこっち問題点はありますが、個人的にはオケー。 |
Tips: |
例によってヘルメットと顔面の組み付けがちょっとイマイチ。白部分の塗装に汚れが結構あるのと、スネの青が盛大にはみ出している個体が多いので要注意。 例によってABS製のアンテナはシャープかつ折れやすいので取り扱い注意。というか、変形アイテムでもABS製ってのはどうなんだろう。 フライングアーマーのジョイントアーム受けの軸が折れそうな予感がヒシヒシとするので、変形させるときは注意して扱いましょう。 |